器と縁
緊急事態宣言がまたもや延長となり、実現したいと企画していた幾つかのワークショップも延期せざるを得ず、残念です。それでも、作品をインスタでやFBでアップすると「欲しい」と声を掛けられたり、素敵だと褒めて頂けて、嬉しいこともチラホラと出て来ています。今回、更にモチベーションが上がったのは、初窯の時にだけ作られる「左馬」(ひだりうま)の器を、窯元から贈って頂いたこと。縁起物で文字通りプライスレスの贈り物に、「よし、絶対店舗見つけて商いするぞ」と、俄然やる気が湧いてきました。
それから、つらつらと平面図を書いたり商品レイアウトを考えていたら、私が売りたいのは物語だけではく、作品との縁結びもしたいのだと、ふと気が付きました。煮物の器を、プレゼントをお酒が美味しくなるぐい吞みを…スマホで探してみると日本には良い製品が沢山あると分かります。その中から亀翁窯の作品を選んでいただくと言うのは、運命の出会い的なものを取り持つことなのではと、少し大げさですが思い至りました。そうして、いつか唐津に行ってみようとか、今度は別の器を買って誰かをもてなそうという気持ちになって頂けたら、それはまた、別の縁を生むわけでして…と、ここまで想像すると、あながち縁を売るという考えは的外れでもないのかなと、一人、得心したりして…。
店舗がすぐに見つけられなくても、コロナが落ち着いたら、ワークショップや展示販売など少しずつ活動を広げて行く予定ですので、お会いできる機会があったら、是非『縁』も求めにいらして頂けたら嬉しいです。